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弁護士と自由な生き方

  • 2012/02/03 22:41
  • Category: 日記
自由に発言・行動できることは、いい服を着たり、いい家に住んだりすることより、私にとって、より大切なことです。
今回は、弁護士という職業と自由な生き方について、思っていることを書きます。

人は、多くの自由を抑圧して生きています。
例えば、満員電車の中で突然大声で歌いたくなって歌い始めたら、周囲から奇異の目で見られて恥ずかしいので、通常できません。ここまで極端な場合ではなくても、社会では多くの欲求を理性によって抑制しないと、スムーズに生きていけません。自分の中にある「歌いたい」という欲求を我慢することは不快です。多くの人は、これが不快なことであることすら、当たり前すぎて感覚がなくなっているのですが、私はこの感覚をなくしたくありません。

私が、弁護士になった理由の一つは、組織に属さず自由に仕事ができて、オリジナルな自分を保持し、自分らしい表現ができると考えたからです。しかし、現実はそんなに甘いものではなく、司法試験の勉強をする段階、司法修習の段階、その後実務につき仕事を覚える段階において、法曹の常識を強制的・無意識的を問わず身に付けさせられ、生来の自由の感情をなくさせる仕組みになっています。

法廷で述べる言葉は大体決められており、それ以外の言葉を使うと「は?」みたいな顔をされることもありますし、書面作成の際によく使う言い回し、語句、文書構成についても、大体決まったものがあります。法令・判例の調査を行い、その結果を踏まえて法的主張を行いますが、そこに個性の介在の余地は少ないです。

無数に存在する慣習や常識を身に付けさせられると、ありがちな型にはまった弁護士にはなれますが、個人で既存の社会を大きく変革させられるような人間にはなれません。

できるだけ常識を疑い、一つ一つ些細なことに関しても、自分の感覚によって決定していく作業は、個人として物事を考える上でとても大切なことだと思います。自分の正直な感覚によって、決定されたものは、土台がしっかりしているので、簡単には崩れません。私が、即独をしたことには、こういう事情もあります。


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Comment

通りすがり

はじめまして。

即時独立は良いことだと思います。
弁護士という自由業に就く目的として、自由な人生を送りたいというのは、素晴らしいと思います。


しかし、弁護士事務所で組織の枠に嵌められた生活をしていたら、一般のサラリーマンと大差がなく、何のために弁護士になったのか疑問も湧くでしょう。

しかし、一点、疑問を申し上げると、写真を見る限り、ネクタイをしているようですが、これは「常識や慣習」に囚われているのではないでしょうか?

この服装という点で見れば、IT企業のプログラマーなどの方が私服勤務などで自由だという印象もあります。

女性弁護士の場合、ネクタイを締めることもなく、比較的カジュアルなスーツも多い気がします。また、マニキュアを塗り、ピアスなど装飾品を身に着け、髪の毛を染め、普段着に近い恰好で法廷に出てくる女性弁護士も見かけます。

それに対し、男性弁護士はまだまだネクタイを締め、堅苦しいスーツを着て、短髪・黒髪という典型的な弁護士スタイルが多い気がします。クールビズというノーネクタイの慣習が広まっていますが、冬季は依然としてネクタイであり、あくまでも例外的取扱いです。

LGBTへの関心もお持ちでいらっしゃるようなので、是非、「男性弁護士はネクタイを締め、スーツ」という常識、慣習を打ち破ってほしいと思います。
  • URL
  • 2015/06/09 08:19
  • Edit

藤元達弥

とおりすがり様

コメントありがとうございます。

私はスーツを着たり、ネクタイをつけたりすることには、嫌悪感はそれほどありません。もし、自分が嫌なのであれば、これらをしない方向で動いていくのですが。

また、私は身長が高いため、市販の服でサイズが合うものが少ないのですが、スーツの場合、比較的手ごろな価格で身体に合ったものをオーダーできるというのもいいです。

スーツの方が、ふつうの相談者、依頼者に安心感を与えることもできるので、仕事上有利です。

こういったメリットがあるので、少なくとも平日にカジュアルな服装で仕事をしたいとは思っていません。

ただ、カジュアルな服装で仕事をしている弁護士もいますし、特に服装にこだわりのある弁護士には、ぜひ頑張って、自分の着たい服を着て仕事をしてもらいたいと思います。
  • URL
  • 2015/07/29 16:34
  • Edit

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プロフィール

fujimoto

Author:fujimoto
弁護士の藤元達弥です。
東京都新宿区にある藤元法律事務所の代表弁護士をしています。
刑事事件、外国人に関する法律問題、交通事故、離婚、相続、債務整理、消費者問題、企業法務、不動産関係、債権回収など、多様な案件を取り扱っています。

藤元法律事務所
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-4-1
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